夢つなぐプロジェクトに込めた思い
カネハツ食品株式会社 代表取締役社長
夢つなぐプロジェクト 代表
加藤 英敏
食品企業が時間と手間をかけて生み出した商品も、販売の機会を失えば、まだ食べられる状態であっても廃棄や処分の対象となることがあります。
カネハツ食品株式会社 代表取締役社長として食品製造販売業に携わる私は、これまで子ども食堂などへの支援に関わる中で、食品が持つ本来の価値を、最後まで社会のために活かすことはできないかと考えてきました。
廃棄される可能性のある食品を、単なる余剰品や処分品として捉えるのではなく、子どもや家庭、生活に困難を抱える人を支える「社会的資源」へと価値転換していく。
その思いから生まれたのが、夢つなぐプロジェクトです。
夢つなぐプロジェクトは、カネハツ食品一社の社会貢献活動ではありません。食品を直接届けるフードバンクそのものでもなく、企業が持つ食品や物資、資金、物流、ノウハウなどの資源と、地域の支援団体が持つ現場の知識や支援力をつなぐ、企業の枠を越えた民間協働型のプラットフォームです。
企業側が抱える保管、管理、配送、責任範囲などの課題を整理し、それぞれの資源を地域のニーズに合った形で活用できる仕組みを構築します。また、支援後の報告や情報共有を通じて、企業が支援の成果を実感し、安心して継続的な社会貢献に参加できる環境を整えていきます。
つくり手の思いと、商品や企業資源が持つ価値を、必要とする人や地域の力へと変えていくこと。
夢つなぐプロジェクトは、多様な企業や支援団体とともに、食品ロスをはじめとする社会的な課題を、新たな支援の可能性へとつないでいきます。この取り組みに共感し、それぞれができる形で参加していただけることを願っています。
夢つなぐプロジェクトとは
廃棄される商品を、社会的資源へ。
夢つなぐプロジェクトは、食品ロスの活用に伴う企業側の不安や実務課題を整理し、廃棄されるはずだった商品を社会的資源へと価値転換する、民間協働型のプラットフォームです。
食品を直接届けるフードバンクそのものではなく、食品企業の課題と、地域の支援団体の現場力をつなぎ、安心して社会貢献につながる流れをつくります。
支援の実施状況や届けられた地域、参加者の声などを、写真や報告書を通じて協力企業の皆さまに共有します。
食品ロスを社会的資源へ価値転換する流れ
詳しい活動実績はこちら
食品や物資がどの地域へ届き、どのように活用されているかを、写真とともに紹介します。
活動エリア・支援実績
東海・関東・関西・九州・北陸の各地域で、食品や物資の提供、子ども食堂や居場所での活用、被災地支援、体験活動、支援先から届く声を記録し、実際に支援が届いている様子を共有します。
支援が届き、地域で活用される様子を見える形に。
提供風景、活用風景、お礼のコメント、子どもや家庭からのメッセージ、支援数・配布数・実施地域などを、写真と報告で積み上げていきます。
東海
2020年12月から子ども食堂への支援を開始。大型冷蔵庫や保冷車を活用した物流体制を整え、連携企業とともに、食品ロスを地域で循環させる持続可能な支援モデルを構築しています。
関東
2021年5月から、NPOポセイドン&チルドレン協会を通じて、大田区の子ども食堂や、月1回開催される「お福わけフードパントリー」の支援を続けています。
関西
2021年8月3日より、関西方面の物流拠点である株式会社北部市場運送様に配送協力をいただき、食糧支援をスタートしました。
九州
一般社団法人ひの国スマイルプロジェクトと連携し、熊本周辺の食品会社と協力した支援活動を2023年12月からスタートしました。
北陸
レスキューストックヤードを通じて、穴水町のRSY拠点「ボラまち亭」のおすそ分けコーナーへ支援品を届けました。
食品の状況に応じて動く広域配送ネットワーク
- 常温食品の保管、管理、仕分け
- 要冷蔵食品の保管、管理、仕分け
- 商品ごとの入荷、保管、出荷管理
- 賞味期限の確認
- 賞味期限を踏まえた配布計画
- 転売や目的外使用を防ぐための確認
- 全国の物流拠点、中間支援機関、地域団体が連携
- 災害時や長期休暇など支援需要が高まる時期にも対応
価値転換から生まれた支援企画
食品ロス削減、被災地支援、季節支援、生活困窮者支援、体験機会づくりまで、企業資源を地域支援へつなぐ具体的な取り組みです。
① 継続的な食品支援

子ども食堂・地域団体への食品提供
企業から提供された食品を、子ども食堂や地域団体へ継続的に届けています。
年度別実績
数量合計:1,530,212個(2026年5月まで)
② 持続的な被災地支援

令和6年能登半島地震への支援
発災直後の緊急支援から、復旧・復興に合わせた継続支援へつないでいます。
支援食品を出荷 2024年1月6日
大規模支援を調整 現地ニーズに応じて継続 復旧過程まで支援
(2026年6月末時点)
③ 季節に応じた子ども・家庭支援

子ども特別支援企画
給食がなくなる長期休暇や年末年始に、子どもや家庭へ食事・食品支援を届ける企画です。地域団体を通じて、季節ごとに必要な支援を子どもたちへつないでいます。
過去の実績
詳しく見る(特別LPへ)④ 生活困窮者・地域の支援基盤づくり

生活に困難を抱える学生や家庭が、地域の中で食品を受け取れる仕組みを支えています。
学生への食料支援
2021年、名古屋市立大学の生活困窮学生を対象に実施。
⑤ 地域のニーズに応じた調達・体験支援

余剰食品だけでなく、支援団体が必要とする食品や、子どもの記憶に残る体験機会も企業連携で届けます。
食品調達
2022年から、商品調達、仲介、配送協力を実施。
- フルーツ、海苔、餅、麺類
- 惣菜、おせち料理、季節食品
体験活動
- 町中華での食事体験
- サーカス観覧
- 外食、文化、自然、交流
企業・団体の協力で、支援の輪を広げています。
食品、物流、教育、広報、地域拠点など、多様なパートナーがそれぞれの強みを持ち寄っています。






































































































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